雛が蛇に襲われて、1羽が逃げ延びました。
午前10時ごろ親鳥が激しく羽ばたいているので、何かなと近くに行ってみると親鳥が逃げてしまいました。
雛はどうしているかと巣を覗こうとして、びっくり!巣のある箱に蛇がいました。
キャーと叫ぶだけで、爆竹もないしどうしようと思っていると、「お線香で蛇は逃げる」との助言があり、すぐに線香に火をつけて持っていきましたが、すでに巣はもぬけの殻でした。
がっかりしながら家の中に入ると、なんと!雛が一羽フロントの前の絨毯の上にじっとしていました。
親鳥が外で鳴いているので、そっと玄関の外に出してやりました。
暫くして姿が見えなくなり、親鳥の鳴き声も聞こえないので、また蛇につかまってしまったかと心配しました。
夕方なんと!第2スキー場の木陰に雛がいました。
生まれて数日しか経っていないのによくぞここまで逃げられたと感心!
蛇などめったに見ることがないのに、自然界の厳しさを思い知らされました。
この1羽が親鳥に守られて逞しく育つことを願っています。
赤城山 湖畔の宿 青木旅館